次期メジャーバージョンアップとなるバージョン5.0のリリースが目前のようです。10月に予告されていた11/19には間に合いませんでしたが、もしかすると年内の公開にはなるかもしれません。
今回のメジャーバージョンアップは、WordPressの歴史上かなり大きい変更点があるため、ウェブサイト制作者周辺から注目されています。
その変更点というのは、エディター(本文記事を編集する機能)が、これまでとまったく異なるものになることです。
その新しいエディターは「Gutenberg(グーテンベルク)」と呼ばれています。
今までは、本文記事は単純に「書いていく」イメージでした。Gutenbergは、ブロックを組み立てていくように本文記事を「作っていく」イメージです。これは大きな変更です。
WordPress 5.0 Release Candidate
以下、自動翻訳による引用
WordPress 5.0には、新しいブロックベースのポストエディタが導入されています。これは、サイト全体の合理化された編集の経験で、エキサイティングな新しい未来への第一歩です。最初のサイトを構築しているか、ブログを改造しているか、またはリビングのコードを記述しているかに関係なく、コンテンツの表示方法に柔軟性があります。
ブロックエディタは、100万を超えるサイトで使用されており、すべてのWordPressサイトで使用できる状態になっていると考えています。私たちは、いくつかのサイトでは余分な時間が必要かもしれないことを理解しています。それがあなたなら、Classic Editorプラグインをインストールしてください。あなたはWordPress 5.0にアップグレードするときに旧エディタを引き続き使用します。
わたくしも事前に公開されていたGutenbergのプラグインで使用感など試してみましたが、「記事本文」の作り方が一変してしまうため、これまでにお知らせ記事などをご自身で更新されてきたクライアントさんには新たに操作訓練が必要となってしまいます。
まだまだGutenberg自体の不具合も多く、とくに日本語圏での問題点なども報告されています。そういったローカルに寄った問題点は解決を後回しされることも多いので、現状の様子ではリリースとなっても、そのままGutenbergを使用するのは難しい、と考えています。
上記引用の通り、そういった事情も考慮して、5.0がリリースされたあとも旧来のエディターを利用できるプラグインが公開されています。
やさかウェブとしては、当面そちらの導入を推奨していくことになるかと思いますが、今後、WordPressを含むCMS(コンテンツ管理システム)全体がGutenbergのような機能が標準となっていくため、順次新規の制作案件からGutenbergでの利用を前提としたご提案とさせていただくことになると思います。
Gutenbergの使い方については、まだまだマニュアルも少ないため、できるだけ当方からもサポートさせていただこうと思います。